時を越えた想い

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2011-07-04

友人に勧められて読んだのですが凄く優しい気持ちになれたのでみなさんにもと思って投稿します。
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「あー!全然駄目だ!」 原稿をくしゃくしゃっと丸めて捨て、村上拓弥(むらかみたくや)は吐きすてる様に言った。 
拓弥は小説家を目指す27歳。大学を出て一度は就職をしてみたが、幼い頃から小説家を目指していた拓弥にサラリーマンの風は肌に合わず2年ほど働いたが結局辞めてしまった。幸いほとんどお金を使う機会もなく給料も良い会社だったから貯蓄は十分にあった。 
今はフリーターをしながら次回の賞に向け小説を書いているのだが、どうもスムーズにいかない。 

拓弥「今日は駄目だな・・少し外の風でも吸いがてら散歩するか・・。」 
今日は土曜日。秋にしてはまだまだ夏日の太陽が容赦なく照り付けてくる

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