どす黒い欲情と愛する妻ゆかり・後編 ~第四章~
2014-03-20
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いよいよ運命の日が来ました。
妻はKを含む六人の男達にフレッシュな精液の提供を受けるのです。
そして、X医師の判断によれば、おそらく妻は受精することになるのです。
私は妻を車に乗せ、X医師の病院へ向かいます。
約束の時間は午後の一時です。
妻は、いきなり見知らぬ男達と性行為をするのではなく、リラックスできるように、まずKに抱かれることになっていました。
私は、憎んでも憎みきれないKに妻を抱かせるために、そう、Kの思うがままに妻を弄ばせるために、車を運転しているのでした。
私は、ハンドルを握りながら、妻の様子を窺うように、「・・・最初はKさんだよね」と聞きます。
妻は、「うん・・・」とだけ答えますが、ルームミラーに映る妻の口元が、一瞬、ほころぶのを私は見逃しませんでした。
なんということでしょう。
緊張の中でも、妻はKに抱かれるのを楽しみにしているのです。
X医師の病院に着くと、妻は簡単な問診を受け、体温を測られました。