俺、風邪女子フェチになりそうです

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2015-05-17

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オートロックのインターホンを押すと、しばらく経ってから、「ハイ」と言う声が聞こえた。
ちょっと鼻の詰まった声だ。

(風邪だなあ・・・)

俺「あ、サークルのAだけど」

エミ「A君?ちょっと待ってね・・・ハイ、開いたよ」

しばらくして鍵の外れる音が聞こえた、ドアを開けてるとエミが立っていた。

エミ「おはよう~」

エミは赤いパジャマ姿だ。
風邪のせいか鼻声で顔色も良くない。

俺「よう、風邪なんだって?」

エミ「うん・・・まだフラフラする」

俺「お見舞いに来たぜ~」

エミ「ひとりー?」

俺「うん」

エミ「そっかー、ありがとね」

俺「お粥買ってきたから、作るぜー」

エミ「ほんとー?ありがとー!上がって」

俺「お邪魔しまーす」

お見舞いとはいえ、女の子の部屋に上がるのはドキドキする。
何で女の子の部屋って、こう甘いような良い匂いがするんだろう。


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