切腹した大学生
2013-01-09
切腹した大学生 2012.12.29
昨年12月8日朝、石川県金沢市の石川護国神社で、
22歳の金沢大生が切腹自決した。
彼は北海道出身で金沢市に住む大学4年生、Sさんであった。
警察が調べたところ、腹部と首に深い刺し傷があり、
近くにはナイフと透明のビニールシートにくるまれた日章旗があった。
Sさんはナイフで腹を十字に切った後、
自ら頸(けい)動脈を切って自決したものと判明した。
この日は小雨が降っており、国旗を濡らさないようにビニールに包んだものと思われた。
彼は黒のスーツにワイシャツ姿で、靴は脱いでそろえておいてあり、
同日未明に人知れず自決したものとみられた。
彼が切腹した場所は、護国神社の境内でも奥まったところにある
清水澄博士顕彰之碑の前であった。
清水博士は慶応4年、金沢市の出身、東京帝大出身の憲法学者で、