淫獣の餌食たち・・4
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優子は夢を見ていた。
あまり見ることのない、淫らな恥ずかしい夢だった。
どこかわからない室のベッドの上で、優子は全裸で仰向けになっている。
夢の中で何故か優子は全身を汗にまみれさせていた。
身体の中が熱かった。
膨らみの豊かな乳房の頂点で、薄いピンク色の乳首もどうしてか固くしこっている。
剥き出しの白い足の膝が折れ曲がって立っていた。
左右に開き気味の足の間に、見覚えのあるパンチパーマの黒い頭が見える。
優子の身体の下のほうにいる、その男の顔に見覚えがあった。
赤黒く日焼けした木村の顔だった。
母の恋人である木村がどうして?と優子は一瞬思ったが、そのことを深く訝しむ心の余裕は、
その時の彼女にはなかった。
身体だけでなく気持ちまでひどく昂まっていた。
剥き出しの全裸でいる優子の身体の最も敏感な部分に、男の固い指による淫靡な愛撫の
刺激を受けていたのだ。
「あぁっ・・・」