田舎 ②
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コンクリートブロックを積み上げたトタン屋根の元農機具置き場のひみつ基地の中にタケシに続いて入った。タケシの後に続いて入った。少し乾いた土埃の匂いがする。
すりガラスの窓があるせいか中は明るくて、6畳ほどの広さがあって床の部分はブルーシート、奥にはベッドまであった。
「三年生の時にここを見つけて、放課後に少しづつ作ったんだ。夏は下にある沢で水浴びもできるよ」
「タケシ、スゴいよ!」
「えへへ(笑)」
二人でベッドに座った。
「見せたいものってこの『ひみつ基地』?」
「それもあるけど、これ」
とベッドの下からゴソゴソと薄い本取り出した。
「ケータは女のマンコって見たことある?」
「ないけど・・・」
手渡された本を開くと派手な化粧をした女の人が足を広げて、さらに両手で中まで拡げていた。
「こうなってんのか・・・」
「だろ?スゲェだろ?」
僕の耳にかかるタケシの息が熱い。
「いつもは一人で見てるけど、ケータと一