お兄ちゃんと夜に

開く
----/--/--

私とお兄ちゃんは、ずっと仲が良かった。

思えば、私はお兄ちゃんが無防備な時に抱きつくのが好きだった。

よく玄関に向かう時とか家の中を歩いてるお兄ちゃんを狙い、突然に抱きついたものです。
が、お兄ちゃんはお兄ちゃんで抱きつかれないようにすぐに凄く警戒するようになり、スキがなくてなかなか抱きつけない日もありました。

お兄ちゃんのやる気がない日は、簡単に抱きつけて楽しかったなー。

高校生になった頃のお兄ちゃんには、うちのお兄ちゃんてイケメンだったんだなーって思った。
それからはもっとお兄ちゃんに抱きつくチャンスをうかがうのが、楽しくてしかたがなかったな。 
なかなかなかったけど。 

なんか、男物の香水かなんかの残り香が離れたあとも香ったりして、背も高くなって、そんなお兄ちゃんがいて嬉しかったんです。
 
ある夜、両親から、実はお互い再婚で、血縁がない事を聞かされました。
小さすぎて、全く覚えてない。
えってなったけど、本当だった。
「二人のこ


お勧めの体験談