びっくりしたこと1
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「ゆずか[名前を名字に代用]、お前委員会に入ってないのに帰るの遅くねーか?」ゆずかの顔が赤いことにふと気づく。「どうした?熱があるのか?」ゆずかは黙って首を横に振る。「もしかして好きな人でも思っているのか?」ゆずかはぴくっと体が震えて、今度は首を縦に振った。ちょっとショックだったが、同時に誰が好きのか、聞いてみたくなった。「誰が好きなの?教えてくれ」と頼むと、案外あっさり口を開いてくれた。「私の好きな人は、えっちゃん[自分のあだ名で、同級生の間では普通、むしろ名字で呼ばれるのは珍しい]、あなただよ。!」ゆずかは珍しく大声で言い、更に顔が赤