オタ後輩

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2012-01-17

俺は10人程在籍してるオタサークルに所属していた。
ぶっちゃけ女子と話すのは苦手中の苦手だが、オタっぽい男子とはかなり話せるので、俺は二年の初めのサークル勧誘のビラ配りをさせられていた。
オタっぽそうな男子に狙いを絞って配っていくと、声をかけられた。
振り向いたら、俺より2~30cm引くそうな子がそこにいた。
俺は175cmなので、かなり小さい。小学生くらいの背丈である。
「ここって…どんなサークルっすか…?」
「あっ、机出ししてるから、寄っていく?」
「いえ…ここでちょっと聞くだけでいいんで…」
軽く説明したら小さくお辞儀をして、去って行った。キャスケット帽子を深く被り、ダボダボなパーカーを着ていたが、髪の長さと声からして、女子なのだということは分かった。
そして、その女子がサークルにやってきた。

新入生達と会話するのも、俺である。上級生たちはコミュ障だからって俺に押し付けてきやがる…この女子、妙に俺と作品等の趣味が合う。俺達は一気に話しこんでしまった

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