狂った家族
2007-02-09
私の家は母子家庭で、母、兄、私の3人暮らしでした。父が蒸発してからウチの家計には余裕がなく、居間と小部屋の二部屋しかないようなボロアパートに住んでいました。兄は軽度の知的障害を持っており、その奇行に悩まされたことが何度もあります。中でも私の人生・人格を壊されたと言っても過言ではない出来事がありました。それは兄が思春期に入り自慰を覚えたことです。
健康な男児であればオナニーは誰でもすることだと思います。しかし、問題は私の目の前でも平然とその行為をすることでした。部屋は二つしかありませんでしたので当然子供部屋は私と兄の共同で使っていました。兄は私が部屋にいてもためらいなくズボンを脱ぎ当然の如くオナニーを始めます。私は当時小学校三年生で兄のしていることをよく理解していませんでしたが、変形した泌尿器を弄りながら鼻息を荒くしている様子はやはり異様で、兄のその行為を見るのが苦痛でたまりませんでした。
何をしているのかと質問したり、その行為をまじまじと観察したりすると兄は機嫌を損ねます。また、やめて欲しいと言っても同様で何度要望しても私の話には耳を貸してくれませんでした。仕方が無いので母