ミカは私の妻か、友人の妹か

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2006-02-09

いつものように公衆電話ボックスに入ると、ピンクチラシが目に留まった。
ここのところ携帯電話ばかりで公衆電話もピンクチラシもとんとご無沙汰であった。

性欲を煽る様な写真と文章は相変わらずだな、と笑いながら受話器を上げ、そのうちの1枚を取り書かれていた番号をコールする。
“外国人の子は居ますか?”
“たくさん居ますよ、どこの国の女の子です?”
“タイの女の子をお願いします”

どこのお店でもタイの子を指名する客は少ないらしく、歓迎されている。
好みもあるのだが、タイの女の子はきれいで優しい子が多い。

いつもは同じ店で同じ子を指名するのだが、なじみの子は店を辞めており、しかもこの日は携帯を忘れてしまっていた。
新しい店をあたってみようと電話ボックスをのぞいたのだった。

近くのラブホテルに入り、部屋から電話を入れると、15分との事。
近くで終わり時間の子がいるようだ。

きた

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