群馬でルシアとランバダ!
2013-07-30
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若い頃、二月に一度くらいの割合で、群馬県のとある街に仕事で行ってた時がありました。
大企業の工場で成り立ってるような街で、昼間はあまり人気が無い街であるにも関わらず、風俗店だけは街の規模に比べて異様に多く、風俗の街としても知られている場所です。
こう書けば知ってる人は「ははぁ」と思い当たるでしょうね。
そんな街に行くと泊まり込みで最低一週間は帰って来れない。
しがないビジネスホテル住まいの身としては、仕事が終わってホッとするとどうしても夜の街に繰り出すことになるわけですね。
なにしろ若い時分のことですから。
前振りで風俗の話に触れましたけど、その頃の俺は風俗なんて縁はありませんでした。
『ボッタクリ』という言葉に恐れをなしてた純情な頃でしたし、何しろお金がない。
後に風俗に親しむようになってから、別にそれほどお金は要らないんだと知りましたが、その頃の俺は何故か単純に『実際には店頭に表示してある料金以上払わなくてはならない』と固く信じ込んでいたんです。