恥じらいある中学生
2011-12-25
中学3年生の時の話。
授業半ば、隣の席の真面目女子Tさんの、落ち着かない様子に気付いた。
ノートも取らずにうつむき、内股でもじもじ身をよじるTさん。
時間が経つごとに、Tさんの顔は泣きそうになっていった。
そして授業終了12、3分前、ついにTさんは席から立ちあがった。
Tさんは危うげに先生の所まで歩いて行くと、先生の耳元でこそこそ耳打ち。
先生が「いいですよ」と言うと、Tさんは一目散に教室を飛び出していった。
2、3分後、教室に戻って来たTさんに「どうしたの?」と質問してみた。
「ちょっと気分が悪くて」と誤魔化そうとするTさん。