弱小卓球部
2005-03-04
あれは、確か体育祭の終わった頃だったか。
弱小卓球部の新主将だった私は、団体戦1勝と個人ベスト8を目標に練習に励んでいた、そんな頃。
同じく部員が3人しかいなかったので団体戦すら出来ない女子の主将と二人で、なんとかかんとか
部員をまとめていた、そんな中二の秋、だった。
その日は試験前だったためか、練習に来たのは私とその女子、便宜上Rとしておく。その二人だけだった。
正直、真面目に練習してるのは私ら二人と後輩何人かだけと言うどうしようもない状態だったが、
それでも、試合で勝ちたくて、必死に練習していた。
ランニング、柔軟、筋トレといういつものウォームアップの後、二人しかいなかったので
打ち合いを始めた。しばらくして、Rは言った。なんか、フォームがしっくりこない、と。
しゃあないから、横からフォームをチェックしてみる。専門的な話なので詳細は割愛するが、
要