虐められていたクラスメイトを助け

開く
----/--/--

小学6年の時、同じクラスに順子と言う男子からも女子からも虐められている女の子がいた。
別に不潔にしている訳でもなく、周りが嫌がることをやったり、したりしていた訳ではない。
無口で、休み時間にはひとりで本ばかり読んでいて暗い雰囲気がターゲットになったようだ。
教科書や靴を隠されたり、足を引っかけられたりしていた。虐めはエスカレートし、性的な虐めにも及ぶようになり、おっぱいが大きな子だったので「おっぱい女」と呼ばれ、酷い時には男子三人がかりで一人が羽交締めし、二人がスカートを捲りパンツを晒したりしていた。
俺は特にワルでもなければ優等生でもなく、ごく平凡な男子だったが、柔道をやっていて体格が良く、クラスでは一目置かれる存在だった。
あまりにも虐めが酷いのである日、「いい加減にしろよ!」と叫んだ。それ以来少なくとも俺のいる前での虐めは収まった。
学校帰りにたまたま順子と一緒になったので、「お疲れ様」と挨拶すると、順子は小さく頭を下げて、聞こえるか聞こえないか位の声で「この間はありがとう」とお礼を言ってくれた。
家が


お勧めの体験談