セックスにトラウマのある女の子・中編
2019-12-17
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約束の時間。
彼女の姿は見えない。
メールも・・・来てない。
(・・・あ)
そういえば僕、返事をしていない。
いつ頃行くかくらいはメールしておくべきだったよな。
それに気付いたら、なんか自分がおかしくなって、少し落ち着けた。
それに、この運動場は無駄にだだっ広い。
もう鶴田さんはとっくに来てて、別のところで待ってるかもしれない。
なんで気がつかなかったのか。
あ、いい天気だな、今日。
『返事してなくてごめんなさい。さっきメールに気がついた。もう来てるかな?僕は管理棟の前の駐輪場にいます』
送信・・・っと、ちょっと待てよ。
管理棟じゃ、わかりにくいかもだな。
『返事してなくてごめんなさい。さっきメールに気がついた。もう来てるかな?僕は正門近くの管理棟の、目の前の駐輪場にいます。緑の背の低い建物です』
よし、送・・・、あ、これじゃダメだよ、だって「お前がこっちに来い」みたいになってるも