行水

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私の家は小さな中庭があり、実にシンプルな木の塀で囲んでいた。その外は割りに交通量の多い道路だった。そのため中を覗こうと思えば簡単に覗けるけどそんな人はいなかったと思う。
私の家には冷房がなく、両親が涼を取るときは、行水と決めていた。真夏の暑い昼間はよく行水をした。大きな盥で行水していた。もちろん夏だから少し置いておけば、ちょうど良い冷たさで気持ち良かった。
父も母も弟(2才した)もそれに私も、水着など着ないで、平気で素っ裸になり行水を楽しんでいた。私が高校生になり、中学生の弟のオチンチンにも父と同じように陰毛が生え、先端が剥けて亀頭が露になのもよく観察していた。でも家族の間からか、勃起してはいなかった。
また、友達や雑誌から男女のセックスに関する情報、知識、関心も持っていた。また父と母が夜中にセックスをしているのを何度もそっと見たりしていた。初めて見た時はショックを感じたが、やがてそれ当たり前で、私もしてみたいと思い、耳学問であるがセックスに関する情報を友達や雑誌から得ていた。
 高校2年の夏休みのある日、夜遅くまで家


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