1995年1月17日
2009-08-18
あれは忘れもしない7年前の冬。
その頃付き合っていた彼女と週末のひとときを過ごしていた俺は、その頃仕事が
忙しく、精神的に苛ついていた。そのため彼女に素っ気ない態度を取っていた。
彼女が帰り際「明日私お休みだから、泊まりに行ってもいいかな?」と聞いてき
たが、苛ついていた俺は断ってしまった。少し寂しそうな顔をしながら、彼女は
私の住んでいる大阪から、一人で自分のアパートのある神戸に帰っていった。
その夜、風呂上がりに軽く電話で彼女と話をし、そのまま寝た。
次の日の朝、何故か早く目が覚めた。
普段は5時50分に起きるのだが、その日は5時45分くらいに目が覚めたのだ。
なんとなく嫌な予感がした俺はテレビを付け、あと5分の惰眠をむさぼろうとし
ていた。しかし、テレビではアナウンサーがパニックを起こしていた。
「激しい揺れが・・・!」
その声を聞いた瞬間、地響きが聞こえ空間がゆがんだ気がした。直後、下から突