思い出
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中学に入ってすぐ、友達と二人でいつも放課後図書室にいくようになった。
目当ては本ではなく、2年の図書委員のお姉さんたちだ。
どうやって知り合ったかは覚えてないけど、お互いに仲良しになった。
数人いたなかに、自分のタイプのがいて、名前は知らないのでAさんとするが、
Aさんも自分のことをかわいがってくれたので、ひょっとしたらむこうも好きなのかなと思っていた。
ある日、Aさんだけのときがあって、友達はきをきかせて途中で帰った。
(Aさんがすきだってことは、ソイツにもいってあった)
たのしくハナシをしていたけど、図書室を閉める時間になって、Aさんは、自分たちが中にいるのに鍵をかけた。
夕日の差し込む図書室で、Aさんは「○○くんのこと好き」っていって、キスをしてきた。
自分はそのまま唇を受け入れた。すごくドキドキしていた。Aさんも震えていた