女将の母ちゃんと、手こきされていた職人
2014-04-11
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私がまだ小学3年生ぐらいの時、家に帰ると母親の姿がなかった。
居ない事に特に何も思わず、ランドセルを置くと友達と遊ぶべく家を出ようとした。
仕事場の脇を通り抜けようとした時に、なんとなく人の気配に気づき、足を止め、そっちの方を見てみた。
物陰に見え隠れするのは母親だった。
(こんな所で何をしてるんだろう?)
私は不思議に思い、母ちゃん!と声を掛けそうになった時に、姿は見えないが男の人の声が聞こえた。
出そうになった声を押し戻し、息を呑んだ。
「厭らしい子だねぇ、早く出しちゃいなさい」
母親の声、私は何を言ってるのか理解が出来ないまま、声もかけられず立ち尽くした。
「女将さん!」
「駄目よ!これで終わりなさい」
状況が分からず、私は無意識に母親の様子を見ようと場所を変えた。
色んな物が立て掛けてある隙間から覗くと、母親の行為が最初は理解出来なかったが、次第に状況が私にも呑み込めてきた。
母親の片手は若い職人