空き家
2008-07-12
20 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2008/06/20(金) 21:33:45 ID:Sp9d3E+Q0
その昔、19世紀の終わり頃だったといいます、ヨーロッパのとある所のある家に、一風変わった男が引っ越してきました。
まわりの人を遠ざけて、1人で大きな家に住み、何をして働いているのか、どこから来たのかまったく分からない、不思議な人だと言われていたようです。
女性関係は活発で、その男は常にいろいろな恋人といっしょにいましたが、みな付き合いはじめて直ぐにいなくなってしまうので周囲にいぶかられていたということです。
しばらくしてその男は戦争に出征することになり、その家は空き家になったといいます。
数年後ある一家がこの家に引っ越してきました。
家の庭にしっかりハンダ付けされた、7個のドラム缶がころがっていたそうですが、前にどんな人が住んでいたかも分からず、そのままにしておいたといいます。