パートのおばさんとの思い出・前編

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2019-01-29

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昔バイトしていた職場はパートのおばさんばかりのところだった。
職場で俺は、田所という19歳の奴とだいたい一緒に行動していた。
年齢が近かったし、気が合った。
ちなみに俺は奴より2つ上の21歳。

俺と田所は4、5人のおばさんグループと仲が良かった。
このグループは職場のパートさんの中でも比較的若い人ばかりだった。
若いといっても30代後半から40代前半くらいだが。
最初の頃は、おばさんはおばさんとしてしか見られなかったけど、接している女性がおばさんだけだと、だんだんと感覚も麻痺するのか、いつしか“おばさんもいいな”と思い始めてきた。

俺も田所も童貞だった。
焦りもあったのだろうか、ある日、田所が「杉さん(俺)、パートの中で誰がいいですか?」と聞いてきた。
俺は躊躇いもなく、「佳恵さん」と答えると、田所は「え!俺も佳恵さん狙いっすよ!う~ん、被ったか。困ったな」と真面目に悩んでいた。
傍から見ると滑稽だよね。

佳恵さん(


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