道路の真ん中で

開く
----/--/--

今から一週間位前の夜に一時的に大雨になりました。
その日は夕方の天気予報から「今日の夜半ごろ局地的に大雨になる…」と報じていました。
私は部屋の窓を開けて空を眺めました。何時もならすっきりとした空にぽっかりと月が浮か
んでいるのですが、予報を裏付けるように月は薄雲でぼんやりとしていました。
私はそわそわしながら夜が更けるのを待ちました。
10時を少し回った頃でしょうか、窓越しにぱらぱらと雨の気配を感じました。
なんとなくベットに横になってテレビを見ていた私はときめいてぱっと飛び起き窓を開けま
した。
湿気となった雨粒がひんやりした夜の空気に混じり、濡れたアスファルトの匂いを運んでき
ました。
私をときめかせ、理性を封じ込める匂い。私はいそいそとさんぽの準備をしました。
数年前のデパートのセールで買った汚れても悲しくないスカートとブラウスに安物のニット
を羽織って、脱いだ服をしまっておくビニールの手提げも忘れずに。
落ちつかなげ


お勧めの体験談