セックスにトラウマのある女の子・後編

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2019-12-17

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仰向けに向き直った僕の、さっきとは反対側に、また唇が押し付けられて、きつく吸い付いてきた。
脱ぎかけたブレザーをまた丁寧に着直した鶴田さんは、首筋から顔を離すと、僕の顔を見据えて言った。
切れ長の目に窓から入った光がらんらんと反射している。

「じゃあ、なんでもないのね。あたしだけなんだね?」

正直、ちょっと異様な雰囲気はあった。
透けそうなくらい白い肌で、目鼻が浮き立っていて、何かすばらしい彫刻を見ているみたいだった。
僕は迷うことなく頷いてしまった。

「じゃあ、あたしのものになってね?」

強張っていた鶴田さんの表情は一気に解けて、あの桜みたいな色味が再び頬紅みたいにつつましく差してきた。
そして唇が、今度は僕の口の上に落ちてきた。
ここで理性は吹っ飛んだ。
1回セックスしただけだから、まだ僕はほぼ童貞だ。
早く突っ込んで出してすっきりしちゃいたい。
その瞬間の正直な本音だ。
僕は轟然と体を起


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