15少年漂流記....残虐な食人種との死闘...①
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ニュージーランドの首都オークランドのチェアマン寄宿舎に学ぶ15人の少年たちは翌日から始まる夏休みと遠洋航海の為に寄宿舎に横付けされた大型ヨットに、こっそり忍び込みました。
翌日の出航が待ちきれなくてワクワクしながら忍び込み、客室で夢中に騒いでいました。
深夜から暴風雨になり、ヨットは岸壁から離れ、大海を漂流します。
こっそり忍び込んだ少年たちは激しい揺れに生きた心地なく夢中で柱にしがみつき、嵐のやむのをひたすら祈りました。
恐ろしい一夜が明け、ヨットは激しく損傷しながらどことも知らない不思議な湾に到着しました。
船内で半死半生の少年たちは
恐る恐るヨットから降り、砂浜に上陸します。
打ち上げられたヨットは半分破損し、そのままだと完全に水没しそうです。
少年たちの年長者、ジャン少年は14才、この際自分がリーダーとしてみんなを統率し、何とか生き延びる方策を考えなければなりません。
ジャン少年はヨットからあらゆる物資を運び出し、まずは砂浜、そして周辺を探索して保管場所を探して収納する事に