叔父なのに

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 忘れもしない、私が高3の夏休みのこと、家族で田舎に帰ったときのこと。
 伯父との関係のきっかけとなった事件があった。
 私がトイレに行こうと廊下にでたとき、伯父がすれ違いざまに私の胸を掴んだ。私の胸はすでにDかEカップありました。
 ずっと私の胸ばかりみていたのは気づいていた。イヤだなあとは思っていたけど、ジロジロ見られるのはいつものことだったから気にしない。
 そう思っていたけど、内心、親類なのにという気もしてやはり意識せざろうえなかった。
 掴まれた瞬間に体に電流が走った気がした。私はそのままうずくまってしまった。
 伯父は少しあわてた様子だった。
「ごめんな。ちょっとした出来心だ。勘弁な。」
 言葉からは反省は見られなかった。
 私が泣いたりしていないのを確認すると、そのまま行ってしまった。
 私は伯父に触られた嫌悪感もあったけど、今のはいったい…。その思いのほうが強かった。
■ その夜、お風呂に入っていた。何か体がだるいような不思議な気分だった


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