プライドの高い妻だったけど(4)

開く
2014-10-23

http://moemoe.mydns.jp/view.php/39832

私は泣きながら身体中にお湯を掛け、肌が擦り切れるくらい
ゴシゴシ洗った。
どんな高級な石鹸を使っても、どんなに力強く洗ったところで
汚された身体は元には戻らない。
そんなことは分かっていた。
それでも私は夢中になって、ただひたすらに洗った。

バスルームから出ると部屋に薄明かりが点いていた。
ちょうど村松が背中を向けていたので、
素早く部屋から出ていこうと思った。
こんなところには一分と居たくはなかった。
何より痴態を演じた後だ、村松と顔を合わせるのが辛かった。

素早く鞄と封筒を持って、出口へ急いだ。
ドアノブを捻って、さあ出ようと、力を込めた、その時

「ああっあああん、気持ちいい~、気持ちいいよ~」

背後から大音量で女の喘ぎ声が聞こえてきた。

お勧めの体験談