フィーバー中
2014-12-12
師走に入ると思い出す。
うちの親戚は、晦日に本家(家がでかいだけの農家)で正月支度をする。
とはいえ本家の手伝いをするわけじゃなくて、男たちは全世帯分の餅をつき(もち米ふかすところからやる)
女たちは予め分担して作ってきた正月料理を詰め合う。
(叔母は全員分の黒豆、母は松前漬け、みたいな感じ)
子供たちは本家が持ってるみかん畑でみかん採ってくる係とまあ、楽しい集まりだった。
都合悪けりゃ来なくて良いし。
最後に和室に机並べて、みんなで夕飯食べて解散、までが一連の流れなんだがある時、一人のじいさんが立ち上がり乾杯の挨拶を始めた。
これが長い。すごく長い。
一族の絆だとか、世代へ受け継がれる何ちゃらとか、語るわ語る。
みんな仕事して疲れてる、のど乾いてるのに加え、暖房も入ってるから喉カラカラ。
10分たった頃に
「なぁ、○○さん、そろそろ…」とおじさんが声かけたら、
「まだ話しとるだろ