夕方親子②

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それから毎日四時を過ぎると、ヒカルが私の部屋にやって来ました。
一緒におやつのパンケーキを焼いてクリームのデコレーションしたり、私の膝に座って一日の出来事を話てくれたりして過ごしました。

ある日、『耳がかゆい』と言うのでフローリングの床で膝枕して耳かきをしてあげました。
本当の親子になった気分で私は幸福感に包まれてました。
「ママ、きもちいいよ」
「そう?それはよかった。でも危ないから絶対に頭を動かさないでね。じゃ、反対の左耳ね」
ヒカルは耳かきする私の目を見つめます。
「どうしたの?恥ずかしいじゃない(笑)」
「すごくいい匂いがする…。ママのオッパイ、さわってもいい?」
「ダメよ。まだ耳かきの途中だし…終わるまでじっといい子にできたらご褒美あげる」
「うん。我慢するね」
耳かきが終わりました。成り行きで『ご褒美』って言っちゃったけど・・・。

左耳も終わり
「ママ、ボクちゃんといい子してたよ」
そんなキラキラした


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