夜中の宿直室
2009-12-02
私は当時中学2年生だった。
そのころの私はクラスでも目立つほうで、
自分で言うのも変だけどいつでもクラスの中心にいるような女の子だった。
彼氏はいなかったけど、告られたりするのは結構あったし、
男友達も多かった。
私は友達の家で、明日の期末テストに備え遅くまで勉強していた。
そして、10時になろうとしたところで、
「もうそろそろ帰るね、ありがと」
「そう?じゃあ下まで送るよー。」
「いいよいいよ、寒いし、ありがと。
おじゃましましたあ。」
と、家の人たちに聞こえるように挨拶をして、家をでた。
家に帰って、もう一回だけ復習をしようと、英語のワークを探す。
「あちゃー…英語のワーク学校に忘れちゃったし…
明日テストだしなあ…取りに行こう!」
私はそう決心して学校へ向かう。
真夜中の学校を前にして多少の恐怖心は