口は災いのもと
2011-05-26
中学3年生の時、私のクラスでレクリエーションがありました。
その時遊んだゲームが、「フルーツバスケット」という席取りゲームです。
罰ゲームありで、合計3回座れなかった人が負け、というルールでした。
10回ちょっとのゲームの結果、負けてしまったのはKさんという女子でした。
Kさんはポニーテールでメガネをかけた、おとなしいけど真面目で優しい女の子です。
私もそこまでに2回座れていなかったので、罰ゲームが自分にならなくて良かった、とほっとしました。
そして決まった罰ゲームは、「自分の最大の弱点をみんなにバラす」です。
Kさんは色白の顔を真っ赤にして、もじもじとしながら小さい声で告白しました。
「えっと……その……脇」
次の休み時間、教室には押さえつけられ、脇をくすぐられてるKさんの姿が。
体育座りの状態で2人に左右から両腕を固められ、後ろから