アイドルの卵だった私の最悪のロストバージン
2016-05-21
この体験談は約 3 分で読めます。
私は芸能人というか、アイドルを本気で目指していたことがあります。
オーディションに何度も出て顔を覚えてもらったり、ボイストレーニングやダンスなどを習って必死で自分を磨きました。
オーディションを受け始めて3年くらい経ったある日、あまり親しくない知り合いがデビューしました。
私は悔しくて本気で悩みました。
そんな時、“あるパーティーに参加しないか”という話が来ました。
そこには売れないアイドルや、その卵が自分を売り込むために来ていて、監督やプロデューサーが発掘しに来ていると聞き、迷わず参加しました。
その時、私は中3になっていました。
パーティー会場はホテルのバーみたいなところで行なわれていました。
一人一人、芸能関係の偉い人に挨拶に行くチャンスがあり、そこで少し話したりしました。
すると、私の名前と顔を知ってくれている人と初めて知り合いました。
「きみがユキノちゃんか」
そう言ってくれた時は泣けるほど嬉しかったです。