ある日の帰り道③
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毎度どうも、このシリーズを書かせていただいているものです。
さっそく続きをば。
どうやら、終わったらしい。自分は、真っ白いシーツが敷かれたベッドの上に横たわっていた。さっきは、まったく変な夢を見ていた気がする。あれは・・・。
とにかく話は数か月前に遡っていく。
その日のある時間帯。自分はある病院に、検査と診察を受けに訪れていた。前回手術したところがまた大事になってしまったので、
その再手術の日取りを決めるためでもある。
まずいつも通りに、レントゲンやらなんやらを済ませ診察の順番を待っていた。
「あ~、なんでこんな時期になって再手術になるかな。ったく、その頃は、とっくに学校が…、はあ・・・。」などと。
ついに診察の順番が来た。診察室に入ると、いつもの見慣れた先生がいた。そこで自分は手術の日取りを決め、その日は帰った。
手術日は、予想していた通りというか、学校の始業式が始まってすぐの4日後だった、あいにくな事に。
そして、なんやかんやで時間(とき)は過ぎてゆき、学校の卒業式も終わり