小学校時代の恥ずかしい思い出⑤

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 教室では僕の班以外は、全員、給食を食べる用意ができたようだった。僕の班がトレイを持って、おかず、スープ、パンなどを受け取り、席に戻ると、初めて全員が「いただきます」と言って食事ができることになっていた。
 僕は全裸で床に座り込んだまま、椅子に接着したパンツを取ろうとしていたが、同じ班の女子や風紀委員、Y美から、早く立ち上がって給食を受け取りに行くように責めたてられていた。しかし、僕が一向に立ち上がろうとしないので、強行策として、パンツの張付いた椅子を教室の外へ出してしまおうとY美が言い、それに賛同した同じ班の女子が僕から椅子を奪い、その椅子を担いでどこかに行ってしまったのだった。
 ついにパンツまで取り上げられてしまった。同じ班の人たちはすでに並んでいた。僕は左右の手でおちんちんとお尻を隠しながら、列の最後尾に付いた。クラスメイトの忍び笑い、ひそひそ話がいやでも耳に入ってくる。
 恥かしさで体がいっぱいだったので、パンツ一枚の時よりも寒さは感じなかった。
 自分が給食を受け取る番になって、まずトレイを渡された時、前と後ろの、どちらを隠している手で受


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