被害者は人でも店でもなく社会秩序?
2017-03-07
某飲食店のフランチャイズで店を経営してるのだが、女子トイレで不審な物を見つけたとバイトの女子大生が持ってきた。粘着テープで壁に貼られていたという黒い物体だが、レンズがあり明らかに盗撮カメラだった。
警察を呼んだところ盗撮事件として捜査するとのことだったが、証拠品として警官がカメラを押収することに異議を唱えたのがカメラの発見者であるA子。
カメラを発見したのは彼女がトイレを使用し終わった後だそうで、映像を再生されると彼女のまずい場面が警察の人達の目に触れてしまうことから、被害届は出さずカメラを破壊すればそれで良いと言い出した。
しかし、警官の説明によると被写体となった人物が被害届を出すのではなく、建造物侵入罪なので被害届を出すのは店だそうだ。被害届を出すのはやめてほしいと懇願してくるA子。この種の事件ではカメラの記録に犯人自身が映っていることも多く、カメラに残された映像を確認すると警官は話している。そんなにまずい場面が映っているのか聞くと、普通にトイレを使用していただけだが下着をおろしているので非常にまずいそうだ。