俺のじいちゃんが幻想入りしてた
2011-03-24
俺のじいちゃんが、少年時代に体験した話です。
じいちゃんの生まれ育った所は、結構田舎の山間部だった。じいちゃんが12歳くらいのある日、親に頼まれて一人で山菜を採りに家の裏山に行く事になった。
しかしその日はなかなか収穫が思うようにいかず、ついいつも以上に山の奥へと足を進めてしまったらしい。しかしそこから、子供だったじいちゃんの不思議な体験が始まるのだった。
フッと気が付くと、辺りには見慣れない植物が群生しており、木々もかなりの樹齢が経っているかの様な太く大きなものばかり。慣れ親しんだ山とは違う、明らかに異質な森と風景の中に自分はいたという。
一体ここはどこなのかと思っていると、今度は彼方から野犬の類とはまるで違う、獰猛な雰囲気の獣の雄叫びが聞こえてきたり、1メートルはあろうかというトカゲに羽が生えた様な巨大生物が低空飛行で目の前を横切ったりと、あまりに信じられない光景をいくつも目撃したという。
子供だったじいちゃんはすっかり恐怖にパニックとなり、必死になって山から脱出しようとした。しかしその頃に