覗いた夏の宵

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短大を卒業した嘉恵は、この春から私の家に同居して市の臨時職員として勤めていた。八月六日、その日も暑い猛暑の真夏日だった。妻は五日前から甲府に出かけて、その夜の最終便で帰ることとなっていた。その間、私は、義妹の彼女に食事の世話をしてもらっていた。

その日も嘉恵は台所で夕食の支度をしてくれていた。その後ろ姿が、男心を強く揺さ振った。スカートに包まれたお尻の柔らかい線が艶濃く男の目に映っていた。髪は長く、肩の線が滑らかで、ウエストが窪み、尻朶は豊かに張り、両足のふくらはぎが程よく膨らみ、その後ろ姿の柔かい線が何とも云えぬ女の肢体の美しさを醸しだし、男の欲情を誘う素晴らしいセクシーな後ろ姿だった。

夕食の準備が整い二人は食卓についた。私はビールを飲みながら横目で嘉恵の胸辺りを盗み眺めた。ブラウスの第一ボタンが外れて、そこから白いふくよかな胸もとの肌がほんの少し現れていた。 二十歳になった嘉恵の胸は豊かな乳房で盛り上がっており、半袖のブラウスからは柔らかい二つの腕が出て、これも男の眼を欲望に誘った。

食事が終わって時計は九時を指していた。その時、廊下を歩む嘉恵の足音が聞こえ、その


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