姉の柔肌6

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2007-05-12

前編:姉の柔肌5
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3人は夕食を済ませた温泉旅館の和室で月明かりにキラキラと輝く海を窓から眺めていた。

食事を済ませた部屋には既に布団が敷かれており、窓辺の椅子に腰掛ける隆志は温泉で火照った身体を団扇で扇ぎながらビールを煽っている。

由紀と賢治は互いの肌の温もりを思い出しながら黙ったままテレビに向かっていた。

隆志は仕事と運転で疲れたのか缶ビールを2本を飲み干すと敷かれた布団に潜り込み、由紀と会話を交わすことなく静かに寝入ってしまった。

「・・・賢ちゃん・・・つまらないでしょ・・・」

「そんな事ないよ、姉さん・・・でも義兄さんっていつもあんな感じなの?・・・あまり喋らないんだね・・・」

「・・・う・・・うん・・・」

二人は静かな寝息をたてる隆志の様子を伺いながら小さな声で言葉を交わしてい

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