上司の別荘で見た光景2
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普段は冷静なS子が、取り乱したように焦り狂っていた。
俺はそれを無視して、
’仕事しなくちゃいけないので切るぞ。俺も俺の良心を信じるよ。じゃあな’と突き放して、電話を切った。
見ていないと言い通せば、見たことは証明できない。
遠い距離にいて手も足も出せないS子が焦り狂うのも当然だろう。
その後、何回かS子からの電話が入ったが、俺はそれを無視した。
狼狽しているS子の姿が手に取るようにわかった。
一番新しい先週の日付のものをクリックしてみた。
この部屋が写り、パンティー1枚のS子が現れた。ワインを飲んだのだろうか、顔がほんのり赤みを帯びていた。
画質が凄くいい。そういえば部長は4Kのビデオとテレビを買ったと自慢してたな。これはパソコンで見るより、テレビのモニターで見よう。焦る気持ちを抑え、俺は部長が言う自称シアタールームに入って60インチ以上はありそうな大画面テレビに動画をセットし再生ボタンを押した。
等身大のS子が画面いっぱいに映し出された。
S子はおもむ