明け方の子猫ちゃん

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2011-12-08

いつも私は朝の5時に犬を連れて散歩に行く。
ある日いつものコースを散歩中、道端のバケツに何か浮かんでいるのを見かけた。

近寄ってみると生き物のようだ。子猫のように見える。
死んでるのか?
かろうじて顔は水に浸かっていない。

動いた?
いや今、確かに動いた。
私はあわててその子猫をすくいあげ、行きつけの動物病院のドアを叩いた。
「先生、起きて下さい!!」
しばらくドアを叩くと眠そうな顔で先生が起きてきてドアを開けてくれた。
「どうしたんですか?こんな朝早く。」

「この子猫が...」
「ん?どうしたんだこれは...ひどいことをするやつがいたもんだ。入りなさい。」
先生が死にかけた子猫を診察している。

「全身骨折している。内臓も破裂しているかもしれん。このままでは早かれ遅かれ...」
「何とかならないんですか?」
先生は子猫に何か

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