叔母の家で…
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一人暮らしの叔母はバツイチで子供もいないのでいつも寂しそうな雰囲気を漂わせてるから、会った時は目一杯甘えて親子のように接してた。
そんな僕が中学生になり叔母に甘えるのが少し気恥ずかしく感じるようになった。
「今までみたいに甘えてよ〜、甘えてくれないと寂しいわ」
両親と僕の三人で叔母の家に遊びに行き、玄関で両手を広げて僕が胸に飛び込むのを待つ叔母。
両親も苦笑いしつつ僕の背中を押して飛び込んでやれと合図してくる。
小学生だからできた事が中学生になった途端に恥ずかしくなるのを理解してくれない両親と叔母に負けて胸に飛び込んだ。
「ん〜、久しぶりに抱きしめられて幸せ!」
「数日泊めてもらうけど宜しくね」
叔母の家は田舎にあるから連休はリフレッシュしにおいでと言われて来たんだ。
遊ぶ場所は自然の中でゲームセンターとかモールなんて何も無いから逆に新鮮だし空気が美味しい。
古い家はトイレが外にあって普段だけど縁側とかあってホッコリする。
そんな叔母の家に到着した日の夜