ボイジャー1号が太陽系の果てで発見した謎
2013-07-03
[太陽の速度が小さすぎ? ボイジャー1号が太陽系の果てで発見した謎]
2013.7.3 07:12 (1/3ページ)[宇宙]
1977年に打ち上げられたボイジャー1号は、太陽風が届かなくなった「太陽系の端」に到達した。ただし、宇宙線の方向や磁場の状態は、これまで考えられてきた状態とは異なっているという。
これまで考えられてきた太陽系の果ての構造。しかし、ボイジャーのデータによって書き換えられようとしている。Image:NASA/JPL/JHUAPL
36年前の1977年に打ち上げられたボイジャー1号とボイジャー2号は、外惑星が存在する領域を初めて旅し、その道のりの素晴らしいデータ(日本語版記事)を地球に送ってきた。
ボイジャー1号はその後、星間空間へと少しずつ近づいている。現在は太陽から、地球と太陽の距離の120倍以上離れた場所にいる。
ジョンズ・ホプキンズ大学応用物理研究所の物理学者スタマティオス・クリミ