本物の雄3

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2018-02-27

母が初めて鷹雄に抱かれてから随分と時が経っていた。
今夜も鷹雄の最悪な言葉攻めが僕の耳に聞こえてくる。

「夫みたいなひ弱なカスが死んだおかげでお前は俺という本物の雄に出会えたんだ、夫に感謝だな 笑」

「お前はもう俺の女なんだよ。あんなカス夫との思い出やカスの遺伝子の入った雑魚息子のことは忘れろ」

「全部忘れて、俺と結婚し、俺との優秀な子供を孕め、隣のゴミはまじで捨てろ」

等の最悪な言葉だ。

初めの頃は母もその言葉に本気で憤慨し、押し寄せる快楽にも屈しないよう、鷹雄にこれでもかという怒りの表情をぶつけていたように思う。

もちろん今も「ふざけないでっ、誰があんたの女になんかにっ!」等の怒りの言葉を鷹雄に返し、僕と父の尊厳を、思い出を守ってくれる母・・・

しかし、僕の目の前には
そんな抵抗の言葉とは裏腹に

「嫌っ! 嫌だ、いっ!あああああっ!イクッ!

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