マッサージをする家内

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街外れに温泉施設が出来た。
施設内には、風呂が3種類とサウナ・マッサージ・ゲームコーナ・憩の場が設置されている。
客は、家族連れやご老人が多く見られた。
開店当時は賑わっていたが、最近は人気が少なく特に平日は老人の溜まり場だそうだ。

長年勤めた会社も不景気になり、家内は会社を辞めた。
私42歳、家内38歳
子供もまだ、中学生と高校生とお金が掛る年頃で、家のローンもあるので私1人の収入では
厳しい状況だ。
家内も仕事を探したが、こんな御時世正社員など中々見つからず、半年が過ぎていた。
そんな時、友人の勧めもあり、温泉施設で働く事になった。
自給も他より良く、家内の友人も働いていると言う事で、安心していた。

仕事初日、妻はリビングのソファーに座っていた。
私 「どうだった仕事」
家内「思ったより大変!」
私 「内容は?」
家内「マッサージ!風呂に居るでしょ!」
私 「大丈夫なの?」


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