ジェフ君の帰国後、おめでたラッシュになりました
2019-08-19
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もうかなり昔、俺が大学生の頃の話だ。
地元の小学校に『ジェフ君』ってオーストラリア人の男の子が来たんだ。
新しく始まった国際交流プログラムか何かの一環で、1学期の後半から夏休みまでの3ヶ月ほど、ホームステイしながら日本の小学校に通った。
近所の3軒もホストファミリーになって、1ヶ月ずつ受け入れた。
同年代の男児がいる家を選んだらしく、うちの隣もホストの一つになった。
俺は当時、子供会の世話役みたいなことやってて英語も話せたから、その子を地域の行事に誘ったり色々と世話してやった。
ジェフ君は中学1年生で、赤みがかった茶髪の美少年。
日本語はほとんどダメだったけど、かなり社交的な奴で、すぐに地元住民とも打ち解けた。
学校の授業は、地元中学の英語指導助手にも協力してもらったらしい。
まあ夏休み前の短い期間だけど。
うちの地元、外国人が珍しい田舎なんだが、それが幸いしたみたい。
『ガイジンさんの子供』ってことで、町内挙げての歓迎ぶり。