俺の母 (ver.2)

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俺が高2の時でした。
家に帰るとリビングに3人のヤクザ風の男たちがいて、
母に何やら厳しい口調で話していました。
母は当時30代後半、キャバレーでママの仕事をしていました。
俺は母が高1の時に産んだ子で、父親は母の通っていた
塾の講師だったらしい。美人で有名だった母にのぼせて、
分別もなく孕ませ、逃げてしまったようです。
母は高校を中退し、地元では名家だった実家にも居づらくなり、都会に出て
水商売をしながら俺を育てました。
何度か男ができて同棲もしましたが、
やがて母を去っていきました。
そんな母でしたが、いつも変わらず俺の味方をして、育ててくれました。

リビングの男たちは、どうやら借金の取り立てに
きたヤクザのようです。学生服姿の俺に気がつくと、
「あんたの息子かい?」
と男の一人が母に聞きました。
「ええ、そうよ」
母がうつむいて答えました。
「ちょうどい


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