女子大美術クラブでの出来事
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僕がプロのモデルを目指していた19才の時のちょっと恥ずかしいけど楽しかったできごとを話します。
僕は身長178センチ、体重68キロ、小学生のころから水泳をしていたので逆三角形の引き締まった体形でした。
将来モデルになりたくてモデル養成スクールにかよって、表情、ポーズ、歩き方などのレッスンをしていました。
そんな時、「某女子大の美術の講師からモデルの依頼が来てるんだ。仕事は絵画のモデルでギャラはあまりよくないけど女子大生相手の芸術的な仕事だから、筋肉質の体の君にぴったりだと思うけど、やってみないか?」と校長から言われ内容もよくわからないまま引き受けることにしました。僕のモデル初仕事だしモデル料は安くてもとてもうれしかったのをおぼえています。
約束の時間に女子大の美術クラブ担当の先生をたずねるとまだ20代なかばの可愛らしい人で、
名前は、山木 由佳さんといい、とてもしとやかですごくまじめそうな感じでした。
「宮田です。モデルの仕事は初めてなのでよろしくお願いします。」
責任者の50代の主任教授が、半年間ギリシャに出