痴漢、してくれませんか。2

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2006-02-16

前編:痴漢、してくれませんか。
http://moemoe.mydns.jp/view.php/3956

先日の続きになります。

やっぱり、メール来ました。ユウ君から。
「どうして居なくなっちゃったんですか」、って。
朝、私が地下鉄のホームに並んでいる時に。
メールを受信した時に、ドキっとしちゃった。
もしかしたらユウ君かな、って思ったし。
ううん、ユウ君だ…って、正直そう思った。
もしかしたらどこかで、ユウ君からのメール待ってたのかもしれない。

私は返事に迷った。
どう答えたものか、無視した方がいいのか。
それとも、自分は何かを望んでいるのか。
私は、電車を1本乗り損なった。
ラッシュに押し込められてはメールは打てない、と思ったからだ。
けれど、やっぱり打つことは出来ずに、次の電車に乗り込んだ。
携帯を握り締めたまま。


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