片想いの宮田くん1
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その日は彼が来る日だからと、入念にお掃除をしました。
一応、ベットメイキングも…。
あぁ…。早く彼、来ないかな…。って、ずうっと待っていたら…
ピンポーン。
どきっ!来たみたい…。
嬉しさに、早る気持ちを抑えながら、
「はーい。」
玄関に歩み寄って返事をすると、
「宮田(仮)です!」
って玄関の向こう側から、待ち続けていた彼の声がしました。
「せっかくの休日なのに、ごめんなさい。
宮田くん、ありがとう。
入って…。」
と、宮田くんを部屋へ招き入れました。
「宮田くん、これなんだけど…。」
宮田くんについて少しだけ。
宮田くんは私の元同僚で、会社の男性の中では、唯一、仲良くなった男性。
ただ、仲良くなっただけではなくて、好きになってしまった男性でもあります。
今、私と彼は、私が会社をやめて、他の会社に勤めるようになったので、あまり会えていなくて…。
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