ヘタレとヤンキー
2006-03-17
大学一回のときに、ツレと飲んでから部屋に帰ろうと大学通りをチャリンコで走ってたら
四辻から集会(?)に行く途中の2ケツ原チャリが俺の目の前を横切ったので、
酒の勢いもあって思わず「危ないやろが、ボケェ!!」と言ってしまった。
原チャリは20mほど行き過ぎてから停まり、俺のほうを見てからゆっくりと戻ってきた。
俺は一瞬で酔いが醒めてしまった。
運転していたのは、制服で頭マッキンキンの榎本加奈子、
後ろはエンジ色の特攻服を来た松島尚美だった。
俺は既に逃げるタイミングを失っていた。
「誰に云うとんじゃ、こらぁ!」松島が案外小声で言った、でも眼は無茶苦茶恐かった。
俺はその一言で縮み上がってしまった。
中学の2年まで空手を習ってたが茶帯どまりだし、ダイイチ根性は全然ヘタレだし・・
どうすればこの場を逃